時効にかかって消滅

9月 19th, 2014 by user656

債権(例えば、貸したお金を返せという権利)は、一定の期間を経過すると時効にかかって消滅します。時効になったら貸したお金は一円も返って来なくなってしまいます。
これは、「請求できるのに何もしないで放っておくような、権利の上に眠る者は保護しない」という法律上の制度で、消滅時効と言います。ただし、権利を行使すれば、時効の進行をストップさせる(時効を中断させる)ことができます。 時効期間が近づいてきたら、時効の中断をして債権が消滅するのを防ぐ必要があります。
なお、時効というのは、時効の利益を受ける者(債務者)が、時効であることを主張する(時効を援用する)ことによって成立するものです。ですから、時効期間が過ぎたからといって債権が消滅するわけではありません。 時効期間が過ぎた後でも債務者に請求することはできますし、裁判や支払督促を行うこともできます。ただし、その際に債務者が時効を援用すれば、債権は消滅します。
債務者が時効の援用をせず、任意に支払うことは構いませんし、 時効期間が経過後に債務者が債務を承認した場合は、時効の完成を知らなかったとしても、もはや時効の援用はできなくなります。
消滅時効 援用